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September 2011 の投稿一覧です。
カテゴリー: 総合
投稿者: master
「拈華微笑」
「拈華微笑」

 ブッダが霊鷲山で華を拈ってみせたが、

 そこにいた僧たちは沈黙して、だれ一人

 応ずる者がなかったのに迦葉だけが

 その意味を理解して微笑んだ。

 そこでブッダは彼にだけ、

 涅槃妙心・微妙法門の真理を授けたという。

 言葉の不完全さを説いたものである。
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投稿者: master
不動明王
「不動明王」(慈)

 「怒り」のすがたに偉大な力を示すもろもろの明王の中心。

 右手に煩悩悪魔を断ずる剣を持ち、

 左手に自在の方便を示す索(縄)を持つ。

 自分自身の行動の矛盾性・欺瞞性を「怒り」のかたちで表し、

 自己反省を迫っている。

 仏の慈悲の「慈」にあたる。

 まさに父親の子を思う厳しさの中に秘められた愛の心である。

 日蓮大聖人の大曼荼羅の向かって右側の梵字は、

 仏法を守護する不動明王として画かれている。
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投稿者: master
聖観音 
「聖観音」(悲)

  人々の苦しみを救う根本の観音菩薩。

  仏の慈悲の「悲」にあたる。

  まさに、わが子のすべてを優しく包みこむ

  母親の愛の心である。


  
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投稿者: master
螺鈿仏画
当山には本堂内、内陣に7点の螺鈿仏画を飾っております。

一点ずつ解説を致します。


  「出現」 (平山 郁夫 画伯の「出現」の模写)

 ブッダが沙羅双樹のもとで涅槃に入ったとき、大神力をもって身を起こし、

 毛孔から1100(千百)の光明を放ち、

 「一切の存在するもの(行)は無常にして住もこれ生滅の法なり。

  生滅すでに巳わって、寂滅を最後となす。」

 と説き、さとした。

 この絵の特色は、ブッダとハトの組み合わせにある。

 平和と人々の幸福を説くブッダのフィット・イメージ画といえる。

 また画題もいい。平山画伯の最高傑作の一つであろう。

 当画は金箔の上に漆で描き、ハトは銀箔を使っている。